巨人・吉川尚輝が腰痛で抹消　阿部監督「最短で戻ること願っている」　チーム最多９３安打の野手陣の要
吉川尚輝 画像（1枚）

◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　中日７ｘ―６巨人＝延長１０回＝（３１日・バンテリンドーム）

　巨人・吉川尚輝内野手（３０）が３１日、腰痛のため出場選手登録を抹消された。ナインとともに中日戦が行われるバンテリンＤ入りしたが、練習には姿を見せず。

故障班でリハビリを行う見通しとなった。岡本和真内野手（２９）の実戦復帰が迫る中、攻守のキーマンが無念の戦線離脱となった。

　巨人に激震が走った。吉川は前日３０日の同戦でベンチ入りしたものの出場なし。翌日も患部の状態が良化しなかったもようだ。今季は出場９０試合でチームトップ９３安打を放つなど打率２割７分１厘、２度のサヨナラ打をマーク。広大な守備範囲を誇る二塁守備でも何度も危機を救い、野手陣の要として存在感を放ってきた。

　阿部監督は試合後「最短で戻ってきてくれることをこっちは願っているんだけどね」と心配した。１９年も腰痛で４月中旬に戦列を離れ、シーズン中の１軍復帰がかなわなかった例があるだけに、長期離脱となればチームにとって大きな痛手となる。

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