◆JERA セ・リーグ 中日7x―6巨人=延長10回=(31日・バンテリンドーム)

 2点リードの9回から登板したマルティネス(巨)は、細川(中)に同点2ランを浴び、セーブ失敗。7月9日の9回にも、細川に逆転3ランを打たれ、セーブ失敗。

手痛い一発を2度も喫し、2度目のセーブ機会失敗。23年、昨年はともにセーブ機会の失敗が1度しかない投手が、今年は同じ打者に2度もやられた。

 マルティネスの通算被本塁打は15本で、シーズン2本打たれたのは22年以来になるが、2本以上打たれた打者は、中田(中)と細川だけ。中田は日本ハム時代の19年と巨人時代の22年に1本ずつで、シーズン2被弾は、細川が初めてになる。

 マルティネスの対細川は、今年が初めての対戦になるが、4度の対戦は、四球、本塁打、三振、本塁打の3打数2安打、2本塁打で5打点。昨年までチームメートで対戦のなかった元同僚に苦戦している。(福山 智紀)

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