ナ・リーグ西地区で首位ドジャースを3ゲーム差で追うパドレスがトレード期限最終日の7月31日(日本時間8月1日)に大補強を敢行した。

 オリオールズから指名打者のR・オハーンとR・ロレアノ外野手を獲得。

アスレチックスからクローザーのミラーと左腕シアーズを獲得。ロイヤルズからF・フェルミン捕手が加入した。MLBネットワークは1日(同2日)のカージナルス戦の予想スタメンにオハーン、ロレアノ、ファーミンを早速起用する格好となった。パ軍打線は上位と下位の差が大きいことが弱点とされており、これを埋めた形となる。

 プレラーGMは「10月までプレーできるチームになった。そういう需要があった。よりよいチームにできたと思う。これから数か月が楽しみだ」と話した。

 一方で補強の代償として下部組織の有望選手ほぼ全員を放出。今季の打倒ドジャースに向け手札を全投入したことへの批判の声もある中、結果で黙らせることができるか。

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