◆JERA セ・リーグ 巨人―DeNA(1日・東京ドーム)
この日1軍に合流したばかりの巨人・菊地大稀投手が4点ビハインドの7回に登板。三者連続三振の圧巻の投球を見せた。
7月29日に育成から支配下選手契約を結んだばかり。この日はユニホームが間に合わず3ケタ背番号の「001」でマウンドへ上がると、蝦名、林、ジャクソンを三者連続三振。8回先頭の桑原も三振に切っ取った。菊地の1軍での登板は23年10月3日の中日戦以来。22年に支配下当日にプロ初登板した時と同様の3ケタ背番号での登板で躍動した。
菊地は21年育成6位で巨人に入団し、22年4月に支配下登録。150キロを超える直球に鋭く曲がるスライダーなどを武器に、プロ2年目の23年には救援で50登板を果たすなどブレイクも、24年は1軍登板なしで同年オフに育成として再出発。支配下登録された29日の登板となったイースタン・ヤクルト戦(戸田)では3回2安打無失点1Kと結果を残すなど2軍では11登板で4勝2敗、防御率2・43で奪三振率は9・49をマークしている。