◆米大リーグ ドジャース12―6カージナルス(5日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が5日(日本時間6日)、本拠地・カージナルス戦に「1番・指名打者」で先発出場し、4打数2安打2得点の活躍を見せ、チームはマンシー、T・ヘルナンデスがそれぞれ2発の計4発を放つなど、7月22日(同23日)の本拠地・ナショナルズ戦以来35試合ぶりとなる2ケタ得点の快勝を飾った。

 初回先頭で迎えた1打席目は、元巨人の右腕マイコラスの直球を捉えると、快音とともに速度108・3マイル(約174・3キロ)の強烈な打球が右中間を駆け抜け、右翼が処理するも快足を飛ばして二塁を陥れた。

その後はベッツの遊ゴロで三塁に進むと、続くフリーマンの中犠飛で先制のホームを踏んだ。

 さらに5―3で迎えた7回先頭の4打席目は四球を選ぶと、直後の2番ベッツの初球にスチールを試み、今季16個目の盗塁を成功。1死一、二塁からマンシーの右前打で激走を見せて本塁に生還し、今季104得点目をマークした。

 10―4で迎えた8回先頭の4打席目はボテボテ三塁ゴロに激走し、内野安打にするとベッツの中前打で三塁へ。続くフリーマンの中犠飛で今季105得点目をマークした。大谷はこれで日本人史上3人目となる通算1000安打に王手をかけた。

 打線は、3回にマンシーの2打席連発となる右中間への勝ち越し2ランが飛び出すと、続くT・ヘルナンデスにも左翼への豪快ソロが生まれ、3点を勝ち越し。さらに7回には再びT・ヘルナンデスに3ランが飛び出すなど、2人で計4発。終盤に引き離し、快勝を飾った。

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