◆第107回全国高校野球選手権大会第6日 ▽2回戦 豊橋中央―日大三(11日・甲子園)

 豊橋中央(愛知)の高橋大喜地投手(3年)がプロレスラー・アントニオ猪木の入場曲「炎のファイター」のブラバン演奏をバックに甲子園初安打を放った。

 この日は東邦のマーチングバンド部が豊橋中央の応援に駆けつけていた。

2回2死一塁で8番の高橋が打席に入るタイミングで、アルプス席から「1、2、3、ダー!」というかけ声がかかり、すぐさま「炎のファイター」が大音量で演奏された。大好きな猪木さんの入場曲に後押しされた高橋は、日大三・近藤のスライダーを右方向に運び、一、二塁間を抜ける甲子園初安打を放った。

 高橋は、7月27日の愛知大会決勝でアゴを突き出す表情が話題となり“豊橋中央のアントニオ猪木”として一躍有名になった。

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