◆イースタン・リーグ DeNA0―5巨人(6日・横須賀)

 DeNA・藤浪晋太郎投手(31)=前3Aタコマ=が6日、イースタン・巨人戦(横須賀)で移籍後3度目の登板に臨み、3回1/3を3安打5失点、7四死球と大乱調で予定の5回まで持たなかった。

 帽子を取って謝罪した。

2回無死一塁、右打者の山瀬のおしり付近に130キロのカットボールが直撃した。3回先頭ではまたしても制球が乱れ亀田の背中に当てるなど2死球。5四球もあり制球面の不安が露呈し「次回に向けてというよりずっと自分の課題」と反省。「ブルペンは良かったけどゲームに入ってタイミングが合わなかったところを…本当は合わせたかったんですけど」と悔しがった。

 最速156キロの直球にカット、スプリットを織り交ぜるもまとまらず、毎回失点を許し当初見込まれていた1軍昇格はお預けとなった。桑原2軍監督は「向こう(1軍)が『藤浪を』といえばこちらは送り出すつもりではいます」と説明。昇格時期は1軍首脳陣の判断次第となる。(太田 和樹)

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