◆JERA セ・リーグ DeNA2―12巨人(8日・横浜)

 華麗に振り抜き、門脇は余裕を持って二塁に到達した。4回1死一塁。

ジャクソンの低めチェンジアップを右翼線にはじき返した。上位につなぐ二塁打でその後の3得点を演出。「8番・二塁」で出場し、2試合ぶりのスタメンチャンスに猛打賞で応えた。「スタメンで全然打ってなかったので何とかしたいと思っていた」

 初回2死一、二塁では内角のカーブを左前へ。相手の好返球もあり適時打にならなかったが1打席目から対応した。6回2死一、三塁でも若松の外角147キロ直球を流して遊撃への適時内野安打。5月22日の阪神戦(甲子園)以来、2度目の3安打。同戦以来、チーム56戦ぶりの今季4打点目だ。

 先発した7月30日以降の6試合は18打数1安打と低迷し、前日7日は増田大にスタメンを譲った。正二塁手・吉川が7月末に腰痛で離脱。背番号5にとっては絶好のアピール機で「結果が全て。3本出て良かった」。

日替わり起用が続く二塁で、つなぎ役として光った。

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