◆JERA セ・リーグ DeNA2―12巨人(8日・横浜)

 巨人が今季最多18安打、同最多タイ12得点でDeNAに大勝し、勝率5割に復帰した。初回から3点を先制するなど打線がつながり、6回までに先発野手全員安打。

佐々木、キャベッジ、門脇が猛打賞をマークした。先制、中押し、ダメ押しと理想的に得点し、3位・DeNAに1・5ゲーム差をつけ、首位・阪神には11差とした。先発の山崎伊織投手(26)は7回1失点で9勝目。リーグトップの東に1勝差に迫った。

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 同期の存在が佐々木の心を奮い立たせてくれる。今季は23年ドラフトで一緒に加入した泉口が遊撃のレギュラーに定着。「同じ舞台でプレーしたいと思いながらファームでやってきました」と刺激を受けながら、活躍につなげてきた。

 6日には同じく同期の森田がプロ初勝利。9日は又木がプロ初白星を目指してマウンドに上がる。「森田さんは去年苦しんでいたのを知っているので一緒に頑張れているのはうれしい。次は又木さんが投げるんで、出た時にはしっかり援護できるようにやっていきたい」。同期の固い絆がチームをもり立てている。

(宮内 孝太)

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