◆米大リーグ タイガース4―7エンゼルス(9日、米ミシガン州デトロイト=コメリカパーク)
エンゼルスの菊池雄星投手が、敵地のタイガース戦で5回8安打4失点2四球7奪三振で、今季6勝目(7敗)を挙げた。
ウォードの適時二塁打で先取点をもらった菊池は2回、先頭のペレスに左翼線へ三塁打を打たれると、続くイバネスに左前適時打を打たれ、同点に追いつかれた。
4回にアデルが25号3ランを放って逆転。だがその裏に犠飛と適時二塁打を打たれて2点を奪い返され、4―4の同点とされた。
それでも5回にウォードが27号2ランを放って再び勝ち越し。5回も先頭打者を四球で出塁させた菊池だったが、マッキンストリーを一ゴロ併殺に打ち取って、イバネスを右飛。この試合初めて打者3人で終わらせ、6勝目の権利を得ると、この回限りで降板した。5回8安打4失点2四球7奪三振で、防御率は3・37となった。
エ軍はその後継投策に入り、リードを守り切った。
菊池は4日(同5日)、本拠のレイズ戦で6回1失点7奪三振と好投し、5勝目を挙げていた。連勝は今季初めて。ア・リーグ中地区首位を独走中の強敵を破り、チームの連敗を「3」で止めた。