◆米マイナーリーグ リーハイバレー3―0スクラントン(9日、米ペンシルベニア州アレンタウン=コカ・コーラパーク)

 ヤンキース傘下3Aスクラントンの前田健太投手(37)が9日(日本時間10日)、フィリーズ傘下3Aリーハイバレー戦で移籍後初登板。先発で6回5安打1失点(自責0)7奪三振と好投したが、援護なく黒星を喫した。

 今季マイナーでの成績は13試合で3勝5敗、防御率5・40となった。

 今季の前田は2年契約最終年だったタイガースで開幕を迎えたが、7試合で0勝0敗、防御率7・88と結果を残せずDFA(事実上の戦力外通告)となり、5月にカブスとマイナー契約を結んだ。だが、メジャー昇格はかなわず、今月2日(同3日)にカブス傘下3Aアイオワを退団。4日(同5日)にヤンキースとマイナー契約を結び、3A所属となっていた。前田はインスタグラムで「やはり選手として挑戦する事、よりチャンスがある環境でプレーする事が大切だと思い移籍を選びました」とカブス3Aとの契約を自分から破棄できる権利「オプトアウト」を行使したことも明らかにしている。

編集部おすすめ