前日に途中交代した巨人の岡本和真内野手が10日、打撃練習を行った。2軍練習に参加。

室内練習場でティー打撃を行った後に、フリー打撃を実施し、感触を確かめながら26スイング。ノックなどでは逆シングルの動きも確認した。

 左肘じん帯損傷からの1軍復帰を目指している岡本は前日9日のイースタン・日本ハム戦(鎌ヶ谷)に「4番・DH」で先発出場するも、予定の3打席を終えずに1打席のみで途中交代。初回2死一塁の打席で空振り三振を喫した後に患部の左腕を気にするそぶりを見せていた。「あそこまでいけばね、さすがに痛いんだなと。まだ始めたばかりなので。リハビリではああいう動きはできない。本来なら良くないですけど、あのようなスイングで痛みが出るんだと分かってよかったなというのはあります」ととらえた。

 この日の練習ではフリー打撃やティー打撃を合わせると、80スイング。「いつもああいうスイング以外は痛みが出ることはなかったんで、大丈夫です」と大事には至っていないことを説明した。

 予定されていたイースタン・日本ハム戦(鎌ヶ谷)は雨天のため中止。「今日も(体の状態を)確認して出る予定だった」と明かした。

今後は試合出場を重ねていく見込み。「なるべく早く戻れるようにと思っているので、頑張りたい。自分の体は自分が一番分かる。戻る時に戦力になれるようにしていきたい」と言葉に力を込めた。

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