巨人のドラフト4位・石田充冴(じゅうざ)投手=北星学園大付=が10日、コンディション不良から復帰し、約4か月ぶりに実戦形式練習に登板した。

 雨天によりジャイアンツ球場の室内練習場で行われた故障班の練習に参加し、ライブBPで7人と対戦。

先頭の育成・舟越にストレートの四球を与え、2人目の育成・坂本勇に中堅方向に運ばれたが、その後5者は凡退に抑えた。「まずはバッターが入ってる状況でストライクをしっかり投げられたことと、その中で真っすぐで詰まらせることができた」と収穫を明かした。

 4月下旬にコンディション不良となって以降は、リハビリに取り組みながら球の強さを求めてきた。「球速もそうですけど、やっぱり困った時にファールでカウント作れたりとか、困ったら真っ直ぐを投げて詰まらせることができたらすごいピッチングが楽になると思う。強さは球速以上に重さ、角度をつけていきたい」。今後はトレーナーと相談しながら計画を立てる見込み。継続してレベルアップしていく。

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