◆米大リーグ ドジャース―ブルージェイズ(10日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が10日(日本時間11日)の本拠地・ブルージェイズ戦で「1番・DH」でスタメンに名を連ねた。8月は全8試合で安打を記録。

相手先発は初対戦の左腕ラウアーで、今季は7勝2敗、防御率2・59と安定した投球を見せている。

 大谷は前日10日のブルージェイズ戦で、現役選手で唯一の3年連続40本塁打を達成。2―0の5回1死で迎えた3打席目に、先発バジットの外角シンカーを完璧に捉え、打球速度107・8マイル(約173・5キロ)、417フィート(約127・1メートル)、角度27度で飛び出した打球は中堅頭上を越え、防球ネットを揺らした。「センターに飛んだ打球はよく見えるので、かなりいい感じで打てて、いい眺めだった」。大台到達は4度目で、過去3度はいずれもシーズンMVPに輝いた。

 試合前時点でシーズン換算で、昨季の自己最多を上回る55本塁打ペース。ロバーツ監督も「ショウヘイのようなスーパースターは常に自分を奮い立たせる何かを探しており、彼はきりの良い数字を好む。(40本に)驚きはない。間違いなく『50』は意識しているはずだが、どうなるか見てみよう」と期待を込めていた。

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