◆イースタン・リーグ 巨人―楽天(11日・ジャイアンツタウン)

 巨人の育成・中田歩夢内野手が、リードを広げる適時打を放った。

 イースタン・楽天戦に「8番・遊撃」で先発出場すると、1点リードの2回無死満塁の好機で、相手先発・辛島と対戦。

プロ17年目のベテラン左腕に対し、カウント1―1から真ん中低めのチェンジアップを捉えて中前適時打とし、「みんながつないでチャンスを作ってくれたので、何とか1点を取りたいと思い打席に入りました。追加点が取れて、チームに勢いをつけられたと思います」とコメントした。

 中田は22年育成ドラフト4位で入団。強肩と広い守備範囲を生かした高い守備力を武器に昨年3月に支配下昇格を果たしたが、昨年オフに再び育成契約として再出発を切った。今季は3月中旬の2軍戦で守備中に右手薬指にボールを受け、「右第4指末節骨骨折」と診断されて離脱。復帰後は3軍戦で出場を重ね、7月29日から2軍に合流していた。

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