ドジャースのA・フリードマン編成本部長が、大谷翔平投手が10年契約が満了する2033年まで二刀流を続ける意向を持っていると明かしたと、10日(日本時間11日)までに米専門メディア「ドジャース・ネーション」が報じた。「彼はこの後8年間投げ続けるという計画を持っており、私たちはできる限り可能にしたいと考えている」と話したという。
大谷は23年9月に2度目の右肘手術を受けたが、同年オフにプロスポーツ史上最高額(当時)となる10年総額7億ドル(約1022億円=契約発表時のレート)でド軍に移籍した。今年6月にはメジャーの試合で“リハビリ”を行う唯一無二の方法で投手として電撃復帰。ここまで8登板で最長4回を投げている。本人は「現実的には(右肘手術は)2回くらいまでが投手としては理想」と話すなど、次に右肘を痛めた場合は二刀流断念の可能性もあるが、球団も万全のサポート態勢を整える。