◆米大リーグ カージナルス―ロッキーズ(11日・米ミズーリ州セントルイス=ブッシュスタジアム)
元巨人のカージナルスのマイルズ・マイコラス投手が11日(日本時間12日)、本拠のロッキーズ戦に先発。メジャー最低勝率の相手打線を6回1死までノーヒットに抑えていたが、7回に3安打を集中されて逆転され、7勝目はならなかった。
6回1死まで三ゴロ失策と四球の2走者を出しただけで、合計9本の内野ゴロを打たせる投球が続いていた。フリーマンに初安打された後も2本の凡フライできってとり、6回まで67球と完投、完封も狙えるペースと思われた。
ところが、1死二、三塁という絶好の追加点のチャンスを味方が逃した直後の7回に2連続安打され内野ゴロで同点。ドイルに勝ち越し打を許して最下位相手に粘投も、無念の降板となった。今季のマイコラスは6勝9敗、防御率4・97と内容が今ひとつで2年連続2桁勝利は難しい状況。
マイコラスは先週のロサンゼルス遠征の際に、今オフにFAになることを日本人記者団に聞かれ、かつてプレーした巨人の話題に触れ、「日本に戻りたいね」と来季以降のNPB復帰を熱望するコメントを残している。
なお、ヌートバーは「1番・右翼」で先発出場も3打数ノーヒットで6回の守備からベンチに退いた。