◆米大リーグ エンゼルス―ドジャース(11日、米カリフォルニア州アナハイム=エンゼルスタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(31)が11日(日本時間12日)の敵地・エンゼルス戦で「1番・DH」で先発出場し、0―6の6回先頭の3打席目はストレート四球で出塁した。大谷はこれで10試合連続出塁。
8月は試合前時点で9試合連続安打を記録し、3戦連続マルチ安打&2戦連発中。今季4度目の3戦連発がかかる。相手先発のJ・ソリアーノは大谷にとっては初対戦の元同僚右腕で、今季はここまで24試合に登板し、7勝9敗、防御率4・01をマーク。初回先頭の1打席目は、二ゴロに倒れた。
ブーイングと歓声が入り交じる中で迎えた3回2死の2打席目はフルカウントから86・9マイル(約140キロ)のナックルカーブにバットが空を切り、空振り三振に倒れた。
大谷は10日(同11日)の本拠地・ブルージェイズ戦で「1番・DH」で先発出場し、初回先頭の1打席目に、2戦連発でリーグトップのシュワバー(フィリーズ)に並ぶ41号を放ち、6日ぶりにキングに返り咲いた。今季11度目の初回先頭打者弾はシーズン記録では歴代8位タイで、23年ベッツ(12本)の球団記録に王手。24年シュワバー(15本)のメジャー記録も射程に捉えた。
大谷は13日(同14日)の敵地・エンゼルス戦で4イニングの古巣初登板の予定。23年3月に行われたアメリカ代表とのWBC決勝で空振り三振に打ち取って以来となるトラウトとの再戦も見込まれるだけに、まずはバットで弾みをつけたいところだ。
試合前にはブルペン投球練習の前に、花巻東高の先輩でエンゼルス・菊池雄星投手と再会を果たし、ガッチリと握手。