◆米大リーグ エンゼルス7―4ドジャース(11日、米カリフォルニア州アナハイム=エンゼルスタジアム)
ドジャースがエンゼルスとの「フリーウェイシリーズ」で終盤の追い上げも及ばず、カード頭を落とし、2連敗となった。両チームの本拠地が高速道路で結ばれることから「フリーウェイシリーズ」と名付けられている一戦。
チームは7回まで3安打無得点と完璧に封じられていたが、大谷が0―7の8回1死走者なしで迎えた4打席目に、89・5マイル(約144キロ)の内角低めカットボールを捉えると、打球速度100マイル(約160・9キロ)、角度33度で飛び出した打球は、飛距離389フィート(約118・6メートル)の右中間スタンド最前席に飛び込んだ。今季4度目の3戦連発となる42号。18年にエンゼルスに入団した大谷はエンゼルスタジアムで100本目の本塁打となった。
大谷の反撃を口火に、8回は2死一、三塁からはマンシーに右翼ポール際への3ランが飛び出し、4―7と3点差に迫り、終盤に追い上げたが、及ばなかった。チームは2連敗を喫し、この日勝利したナ西2位のパドレスとの差が「1」に迫った。