◆イースタン・リーグ 巨人5―3楽天(12日・ジャイアンツタウン)

 巨人の岡本和真内野手が左肘じん帯損傷から復帰後6戦目に臨んだ。イースタン・楽天戦に「4番・三塁」で先発出場。

初めて守備に就き、1軍復帰へまた一歩前進した。

 最初の守備機会は4回無死の場面だ。ライナー性の痛烈な打球をショートバウンドで体で止め、素早く拾い上げて、正確なスローイングでアウトにした。5回1死では流れるような足さばきで三ゴロを処理。6回無死でのゴロもアウトにし、3度の守備機会をこなした。「飛んできてくれて良かった。思ったよりも(打球が)速くてびっくりしましたね」と笑顔。岡本の守備について桑田2軍監督は「問題ないね。いい動きをしていたんじゃないかな」と目を細めた。

 バットでは快音を響かせた。両チーム無得点の初回2死一塁。1ストライクから早川が投じた外角低め142キロ直球をスイングし、中前に運んだ。

3回2死では二飛、6回先頭では三ゴロで、3打数1安打。桑田2軍監督は「ボールはしっかり捉えられているから、あとは投手との駆け引きとか、誘い球に止まれるかとかの作業じゃないかな」とうなずいた。

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