◆JERAセ・リーグ 広島9―2阪神(12日・マツダスタジアム)

 広島が“難敵左腕”の攻略に成功し、本拠での阪神戦の連敗を6で止めた。マツダで無傷の9連勝を許していた大竹を5回途中7失点でマウンドから引きずり下ろし、通算11度目の対戦で初めて土を付けた。

 打線は、2点を追う2回に末包の適時打で1点差に詰め寄り、モンテロが逆転の6号3ラン。5回には小園の適時打、末包の2点適時打で3点を追加した。阪神戦の7得点は今季最多だった。

 先発・床田は、7回2失点の好投で8勝目。3回には前川のライナーが左太もも付近を直撃。適時内野安打で先取点を奪われ、続投後は連続四球の押し出しで2点目を献上。打線が逆転した4回以降は得点を与えなかった。6月21日の楽天戦(マツダ)以来、52日ぶりの白星を手にした。チームは連勝で借金を8に減らし、4位に再浮上した。

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