日本ハムの新庄剛志監督(53)が12日、夏の甲子園を戦う母校・西日本短大付とのアベック優勝に意欲を燃やした。母校は、9日の弘前学院聖愛との初戦に延長タイブレークの末、逆転勝利。
昨年は甲子園に駆けつけ、母校を応援したが、今年は大会期間中に関西圏での試合がなく、「行けないね」と現時点での観戦予定はない。それでも、「決勝とかでタイミングが合えば」と92年以来の優勝がかかる大一番の際には、弾丸で駆けつける可能性を否定しなかった。
自軍は首位・ソフトバンクとの首位攻防3連戦に3連敗。ゲーム差を4に広げられ、この日空路で札幌に戻った。13日からはエスコンでロッテを迎え撃つ。「勝負はまだ先。プロ野球を盛り下げないためには離されない」。残り40試合。新庄ハムが母校ばりの大逆転でチャンピオンフラッグをつかみ取る。(川上 晴輝)