◆JERAセ・リーグ ヤクルト3×―1DeNA(12日・神宮)
ヤクルトは同点の9回に村上宗隆内野手が5号サヨナラ2ラン。連勝でカード勝ち越しを決めた。
無死一塁で打席に立った村上は「もう決めたいなと思ってました」と、DeNA・中川の初球を真っすぐを捉えてバックスクリーンへ。打席から一歩も動かずに見送った主砲は、22年5月24日の日本ハム戦(神宮)以来、4度目のサヨナラ弾に「完璧でした」と、笑顔で仲間のウォーターシャワーを浴びた。
郷里・熊本から訪れていた両親の前で放った一発。豪雨災害に見舞われている地元に「大変な思いしてる人たちもいると思う。僕の一打で少しでも元気をもらってくれたら」とメッセージを送った。