◆JERAセ・リーグ 広島9―2阪神(12日・マツダスタジアム)
広島が“難敵左腕”の攻略に成功し、本拠での阪神戦の連敗を6で止めた。3回に0―2から1点差に詰め寄った直後、モンテロが逆転3ラン。
新井貴浩監督の試合後の主な一問一答は以下。
―大竹投手にはずっと苦しめられてきた
「ずっとやられていて、バッターも悔しかったと思う。今日はみんないいスイングをしてくれたと思います。また対戦があると思うので、しっかりいい準備をしていきたいですね」
―逆転した3回は床田投手の失点直後だった
「そうやね。しっかりと(末包が)ランナーをかえしてくれて、またモンティは最高のホームランだったと思う。取られた後だったので、非常に大きかったです」
―ゲーム全体としても中押し、ダメ押し
「本当にいい攻撃だったと思います」
―7月末に支配下昇格の辻投手、前川選手も結果を残した
「(前川)誠太もよく打ったし、最後、辻もよく抑えたと思う。いつも言っているけど、全員でいい野球ができたのかなと思うし、また満員のファンの方々の前で、喜んでくれたんじゃないかなと思います」
―床田投手はアクシデントもあったが
「序盤から球数がちょっと多く、アクシデントもあったりして、どうなるかなと思って見ていたけど、そこはさすが、粘ってゲームをつくってくれたと思います。
―白星が遠ざかっていた中、勝ちを付けられた
「前回のハマスタでの悔しさも彼の中であったと思うし、また野手陣が何とか援護してあげて、と思っていたと思う。すごくかみ合った試合だったと思います」
―石原選手とのバッテリーだった
「タイガースは足を結構、使ってくる選手が多いし、サク(坂倉)も出ずっぱりということでいろいろ考えて、きょうはコイシ(石原)に行ってもらいました」
―10日の中日戦で右手に打球が直撃の中崎投手はベンチを外れた
「まだ腫れがあるから、もうちょっと様子を見る。ただ、きょう検査に行って、骨に以上はなかったので、そこはホッとしています」