◆米大リーグ ジャイアンツ―パドレス(12日、米カリフォルニア州サンフランシスコ=オラクルパーク)

 パドレス・ダルビッシュ有投手(38)が12日(日本時間13日)、左投げでブルペン入りして投球練習する様子をR・ニーブラ投手コーチが自身の「X」(旧ツイッター)に投稿し、ダルビッシュもリポストした。

 これまでも体のバランスを整えることなどを目的として左投げでのキャッチボールを練習に取り入れることはあったダルビッシュ。

変化球も投げ分けるほどだが、この日はブルペンで投球練習を行った。SNSに投稿された映像では力強いボールを投げ込み、ニーブラ投手コーチも「ダルビッシュ有の体のコントロールとバランスは特別だ。世代を代表する投手」と投稿した。

 ダルビッシュは前日11日(同12日)の敵地・ジャイアンツ戦で6回84球を投げて4安打1失点、6奪三振で今季2勝目(3敗)を挙げた。右肘の炎症などで出遅れ、7月7日(同8日)に今季初登板。同24日(同25日)までの4登板は0勝3敗と苦しんでいたが、腕の角度を下げるなどしてその後は3登板で2勝を挙げた。10種類ほどとも言われる多彩な変化球を投げ分けるなど、球界屈指の器用な投手として知られている。

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