◆米大リーグ レッズ6―1フィリーズ(12日、米オハイオ州シンシナティ=グレートアメリカンボールパーク)

 フィリーズのカイル・シュワバー外野手(32)が12日(日本時間13日)、敵地・レッズ戦に「2番・指名打者」でスタメン出場し、4打数無安打に終わって本塁打は出ず、2試合連発となる43号は出なかった。ドジャース・大谷翔平投手(31)と並んでリーグトップの42本で足踏み。

チームもレッズに1―6で完敗して連勝が「4」でストップした。

 シュワバーは8月、ここまで11試合に出場して5本塁打。前日10日(同11日)の敵地・レンジャーズ戦で3試合ぶりの本塁打となる42号を放ち、一時的に大谷を上回ったが、その後大谷が3戦連発となる42号を放ち、並ばれていた。大谷は、日本時間午前10時38分開始予定の敵地・エンゼルス戦に「1番・指名打者」でスタメン入り。3試合連続本塁打を放っており、今季2度目の4戦連発でリーグ単独トップに浮上する43号が出るか注目だ。

 22年には46本塁打を放って本塁打王に輝いたシュワバー。大谷は23年にエンゼルスで44本、24年にドジャースで54本塁打を放ち、2年連続本塁打王に輝いている。リーグ3位で36本塁打のスアレスはダイヤモンドバックスからア・リーグのマリナーズに移籍して本塁打王争いから離脱。続く4位のソト(メッツ)は28本とあって、ナ・リーグ本塁打王争いはシュワバーと大谷の一騎打ちとなっている。レギュラーシーズンは残り約1か月半だが、2人の争いはデットヒートしている。

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