◆プロ・アマ交流戦 巨人3軍4―1上武大(13日・ジャイアンツ球場)

 巨人の育成ドラフト6位ルーキー・竹下徠空(らいあ)内野手が3軍トップとなる8号特大アーチを放った。上武大戦に「4番・一塁」で先発出場。

6回に同点に追いつき、なお無死二、三塁の好機で左腕・狩野に対すると、2ボールから甘く入った直球をフルスイング。快音を残して高々と舞い上がった飛球は、そのまま左翼後方の防球ネット中段を直撃する勝ち越しの3ランとなった。

 竹下は183センチ、98キロの恵まれた体格から生み出す長打力が武器の大砲候補。3軍では2位・相沢の6本塁打に2差をつけてトップに立つ18歳は「外野フライを狙っていて、コンパクトにいったんですけどそれで無駄な力や、いらない動きが抜けて本塁打になったかなと思う。飛距離にはびっくりしました。めっちゃ伸びていたので」とうなずいた。

 今後の課題は確実性の向上。「直球に一発で対応できるように、スイングをもっとコンパクトに。小さすぎたら魅力がなくなってしまうんですけど、思い切り振れる中で無駄のないスイングを目指したい」と語った。

編集部おすすめ