◆パ・リーグ 日本ハム―ロッテ(13日・エスコン)

 日本ハムの有薗直輝内野手が2回の第1打席、ロッテ・種市からプロ初安打となる先制二塁打を放った。「打ったのはスライダーです。

ファームから積極的に打ちにいくことを意識してきて、1軍の舞台でも続けることができました。打った感触は全く覚えていませんが、まずは1本出てホッとしています。チームの勝利のために、もっと打ちたいと思います」と安堵(あんど)した。

 千葉学芸高から21年ドラフト2位で加入した将来の大砲候補がプロ23打席目で念願の一打を記録した。2軍では75試合に出場し、打率3割1分4厘、16本塁打、51打点、OPSは驚異の9割5分5厘をマーク。打率、本塁打はリーグ2冠の好成績を残していた。新庄監督も「有薗くん絶好調じゃないですか。タイミングの取り方がいいですね」と期待する4年目、22歳が新たなスタートを切った。

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