◆イースタン・リーグ 巨人9―1楽天(13日・Gタウン)

 巨人の田中千晴投手が1回を3者凡退で無失点に抑えた。

 7回から3番手で登板。

先頭の江川を直球で投ゴロに打ち取り自らの手でアウトを奪うと、次打者の平良は遊ゴロ。最後は山田遥を138キロのフォークで空振り三振に仕留めた。「ゾーンの中でここに投げてこういう打ち取り方をしたい」と思い通り投げられたことが収穫。「少しずれることもあるけど、ちゃんとやろうとしているから打ち取れた」と納得の投球だった。

 右腕はオフに右肘のクリーニング手術を受け、4月18日の3軍戦で実戦復帰。5月3日のイースタン・楽天戦(Gタウン)で2軍に復帰してからイースタン・リーグで22試合に登板し、防御率1・64と安定したパフォーマンスを見せている。「後半戦いつ呼ばれてもいいように。準備はできています」と頼もしく語った。

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