◆米大リーグ パドレス―ドジャース(22日・米カリフォルニア州サンディエゴ=ペトコパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が22日(日本時間23日)、敵地・パドレス戦に「1番・DH」で先発出場し、1―0の3回1死一塁で迎えた2打席目は、内角カットボールを完璧に捉えると、打球速度115マイル(約185キロ)の高速ライナーとなったが、右翼タティスのグラブに収まった。2打席目までノーヒットに抑えられている。

 ゲーム差「1」の2位・パドレスとは今季最後の3連戦で、この日は初戦。“注目の一戦”を生で見ようと、左翼奥の球場外にあるホテルの屋上やマンションのバルコニーからも多数の人々が観戦した。

  先発のダルビッシュ有投手(39)とは試合前時点ではシーズン通算対戦成績で7打数2安打。今季初対戦となった前回17日(同18日)の本拠地・パドレス戦では2打数1安打だった。

 大谷は20日(同21日)の敵地・ロッキーズ戦が、メジャー通算1000試合目で二刀流出場。だが、自己ワーストタイ被安打9の4回5失点で今季初黒星を喫した。4回に右太ももに打球が直撃するアクシデントに見舞われ、出場は続行したが、8回に代打が送られて途中交代。試合後には、「しっかりと明日以降も経過を観察しながらやりたい。きちんとケアをして、通常の状態に早く戻れるように努めたい」と話していた。

 前日の同4戦目は、“産休制度”を利用した4月18、19日(同19、20日)の敵地・レンジャーズ戦以来124日ぶりに欠場。今季最長13連戦で迎える大一番に向け、完全休養に努めていた。

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