◆米大リーグ フィリーズ4―5ナショナルズ(22日、米ペンシルベニア州フィラデルフィア=シチズンズバンクパーク)
ナショナルズの小笠原慎之介投手が22日(日本時間23日)、敵地のフィリーズ戦、3―3と同点の7回から2番手で登板し2/3回を1安打1失点だった。防御率は5・79。
初勝利を挙げた現地14日と同じようにシュワバーを外角スライダーで空振り三振。続くハーパーもナックルカーブでとメジャーを代表する左打ちのスラッガーを連続空振り三振に仕留めた。
ところが3人目、右打ちのリアルミュートにフルカウントからのチェンジアップをとらえられ、左翼席に10号勝ち越しアーチを許し降板した。9回にチームが2得点し逆転勝ちし、小笠原は2敗目を免れた。
開幕3Aでスタートした小笠原は7月にメジャー初昇格するも2度先発し6回2/3を7失点、0勝1敗で降格。8月に入り2度目の昇格ではリリーフに回って、20日のメッツ戦では初めてリードの場面でマウンドに上がり、1回を3者凡退で無失点に抑えて初ホールドを挙げるなど、この日も含めて大事な場面での登板が増えてきていた。