◆JERA セ・リーグ 巨人4―1DeNA(23日・東京ドーム)
巨人は岡本和真内野手の先制ソロが決勝打となり3連勝。先発した井上温大投手は5回1/3を3安打無失点と粘投し、4勝目をマーク。
試合が動いたのは両軍無得点の5回。先頭の岡本が左中間へ先制の10号ソロをたたき込み、先制点を奪った。22日の同戦から2戦連発となり、2024年9月19日DeNA戦(東京D)、20日広島戦(マツダ)以来の2戦連発となった。さらに、この一発でセ・リーグ5球団すべてから100打点を挙げ、8年連続の2ケタ本塁打も達成した。
1点リードの6回無死一塁では、桑原が右中間へ二塁打を放つと、右翼の中山がすかさず捕球。そのまま吉川に送球すると、本塁へ送球し甲斐が走者にタッチした。球審はアウトと判定するも、DeNAの三浦監督はリクエストを要求。蝦名の右手が甲斐のタッチをかいくぐったかと思いきや、甲斐の方が先にタッチしており判定はそのまま。見事な中継プレーで大事な1点を守り切った。
7回には1死から岡本がバックスクリーン真横に11号ソロをたたき込み、4月16日のDeNA戦(東京D)以来の2打席連発で追加点を奪った。2点リードの8回には泉口が適時打を放つと、相手の失策も絡んで2点を追加した。
4点リードの9回1死では、この回から登板したケラーがビシエドに投じた150キロの直球を弾丸ライナーで左翼スタンドへ運ばれた。しかし、ソロ本塁打を浴びたが後続を断って最少失点で抑えて試合を締めた。