◆第107回全国高校野球選手権大会第15日 ▽決勝 沖縄尚学3―1日大三(23日・甲子園)
日大三(西東京)は決勝で沖縄尚学に敗れ、2011年以来の甲子園優勝を逃した。
初回に3番・本間律輝(3年)の適時二塁打で1点を先制した。
エース近藤優樹(3年)は6回無死一塁から3番手で登板。4番・宜野座恵夢(えいむ、3年)に適時二塁打を浴び勝ち越しを許した。8回にも宜野座に適時二塁打を浴びたが、最後までマウンドを守った。
試合中もベンチの最前列で手をたたき、ナインを鼓舞した三木有造監督(51)は「新垣投手はコースをついていて、四球がなかった。なかなか打てなかった。投手も奮闘していたのでなんとか打って欲しかった。だけども、よく頑張ってくれました」とコメント。監督就任3年目にして同校14年ぶりの決勝にたどり着いたが、涙をのむ結果となった。沖縄尚学の優勝インタビューには拍手を送り、涙の日大三ナインをベンチから送り出す姿も見られた。