◆米マイナーリーグ バファロー4―7スクラントン(22日、米ニューヨーク州バファロー=ソーレンフィールド)

 ヤンキース傘下3Aスクラントンの前田健太投手が22日(日本時間23日)、ブルージェイズ傘下3Aバファロー戦に先発登板。5回0/3を3安打2失点で3A4勝目(5敗)、ヤンキース移籍後初勝利を挙げた。

防御率は5・40。

 2回、先頭打者を歩かせ5番バレンズエラにスプリットを中越え2ランを浴びたが、その後はスライダー、スプリット、スイーパーで後続3者三振に仕留めるなど変化球をまじえて若手選手がそろう相手打線を手玉にとった。

 ただし、この日は4四球。6回先頭のシュレックに10球粘られ四球を出したところで交代となった。96球中ストライクは54球とストライク率が56・2%と制球力が持ち味の前田にしては低かった。

 今季の前田は2年契約最終年だったタイガースで開幕を迎えたが、7試合で0勝0敗、防御率7・88と結果を残せずDFA(事実上の戦力外通告)となり、5月にカブスとマイナー契約を結んだ。

 だが、3勝4敗、防御率5・97の成績でメジャー昇格出来ず、オプトアウトの権利を行使して現地今月2日にカブス傘下3Aアイオワを退団。4日にヤンキースとマイナー契約を結んだ。

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