◆米大リーグ パドレス2―1ドジャース(22日・米カリフォルニア州サンディエゴ=ペトコパーク)

 パドレス・ダルビッシュ有投手が22日(日本時間23日)、本拠のドジャース戦で6回1安打1失点1四球5奪三振と好投し、3勝目を挙げた。パドレスは1点差で逃げ切って勝ち、ドジャースと同率首位に立った。

 39歳初勝利となり「人生、ほんと早いなと思います。もう来年40なので。そこで色々考えるとこありますけど、体も色々変化はしてきてますから、そういうのに対して、相手と戦うだけじゃなくて、登板間、自分との戦いも色々ある。そういうところの変化もありますけど、それも楽しみながらできてはいるので」と話していた。

 大谷との対戦は一ゴロ、右直、四球で2打数0安打1四球。「先週も日曜日に対戦してますし。考えながら、四球でもいいっていうような配球を、そこはちょっと申し訳ないですけど、大谷君には。でも、そうしました」とダルビッシュ。「やっぱり大谷君は目がいい。1回見ちゃったのを覚えている。ウォーミングアップで、僕が何を投げるかを見ていて、カーブを投げるんだったらカーブにちゃんとタイミング合わせて振ったりとか、そういうこともしてるのは見ていた。だから(球種を)一辺倒で行くことは無理ですし、だから、そういうところはあります」と持ち球を駆使して大谷との対戦に臨んだと明かした。

 この日は妻・聖子さんの45歳の誕生日。ダルビッシュ自身は、その6日前の16日に39歳を迎えた。「妻も一番下の子も同じ誕生日で。今日、見に来てくれているので。それでいいピッチングできなかったらちょっと恥ずかしいなと思ってた。結果的にいいピッチングできて良かった」とホッとした様子だった。

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