【巨人】杉内俊哉コーチ、３か月ぶり勝利の井上温大に「あれぐらい自信を持って投げられるとね」
笑顔の井上温大（カメラ・小林 泰斗） 画像（1枚）

◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　巨人４―１ＤｅＮＡ（２３日・東京ドーム）

　巨人・井上温大投手が３か月ぶりの４勝目を挙げた。５回１／３を３安打無失点、４奪三振。

杉内俊哉投手チーフコーチは「今日よかったですね本当に。気合入ってましたよ。まっすぐもよかったし、フォークも低めに集まっていたし、カット（ボール）の比重が多かったんでね。カットを有効に使ってましたね」と高評価した。

　前回１６日の阪神戦は３回ＫＯとなり「なんか自信なさそうに、不安そうに見える」と振り返っていた同コーチ。この日は「自信を持ってまっすぐ投げていましたし、やっぱりあれぐらい自信を持って投げられるとね、変化球も有効というか、通用しますんで。半信半疑で投げているうちは、なかなか勝てない」と修正に目を細めた。

　６回１死二塁、後続がビシエド、宮崎となる場面での継投については「最善策？　そうですね。右（打者）、右が続いて、（田中）瑛斗のシュートなら、ということで１点を守りに行ったというところ」と説明した。

　本来であれば井上には続投してほしいところだが「先頭フォアボールの後、せっかく追い込んでいるのに（桑原に）変化球が高めに浮いてツーベースを打たれている。その前の打席も一緒ですからね。変化球がちょっと高めに浮いてツーベース。

あそこでどうすれば空振りを取れるか、ゴロを打たせられるか。リスク管理ができればもっといいのかなと思います」と語った。

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