ドジャースは23日(日本時間24日)、敵地・パドレス戦前にブレーク・スネル投手(32)が「父親リスト」(paternity list)に入り、代わりにカービー・イエーツ投手(38)が負傷者リスト(IL)から復帰したことを発表した。

 スネルは前日22日(同23日)の敵地・パドレス戦で先発。

打線の援護に恵まれず勝利投手こそ逃したが、ダルビッシュとの投げ合いで7回6安打2失点、5奪三振の好投を見せて試合を作った。今季ドジャースに加入したサイ・ヤング賞2度の実績を誇る左腕は4月に左肩を痛め離脱。8月2日の敵地・レイズ戦で約4か月ぶりに復帰し、その後4登板で2勝を挙げるなど、チームを支え、防御率1・97と力を見せている。

 父親リストは、大谷翔平投手(31)も4月に真美子夫人の第1子の長女出産に伴って使用した制度。夫人の出産に立ち会うために、出産予定の48時間前から入ることが出来て、最大3日間使うことが出来る。スネルは、ヘイリー夫人の出産のため、チームを離れることになった模様だ。

 代わりに昇格するイエーツは、腰痛のため7月26日(同27日)の敵地・レッドソックス戦の登板を最後にIL入りしていた。昨季レンジャーズで61試合に登板して防御率1・17だったベテラン右腕は今季、ここまで39試合に登板して4勝3敗、3セーブ、防御率4・31をマークしている。

 リリーフ陣のやりくりには苦戦していたドジャースだが、前日22日(同23日)には左腕のスコットもILから復帰。イエーツも復帰したことで、パドレスと争う地区優勝、球団初の2年連続ワールドシリーズ制覇を狙うシーズン終盤へ光が見えてきた。

編集部おすすめ