◆米大リーグ ヤンキース1―12レッドソックス(23日、米ニューヨーク州ニューヨーク=ヤンキースタジアム)

 レッドソックスが23日(日本時間24日)、同地区のライバル・ヤンキースに敵地で12―1で快勝した。

 3回にストーリーの適時二塁打で2点を先制すると、4回にはアンソニー、ブレグマンと2つの犠飛で2点を追加。

4点リードの4回裏には先発左腕のクロシェットがスタントンにソロを浴びるが、5回にストーリーのソロで再び4点差とリードを広げた。5―1の9回には打線が爆発して一挙7得点。先発のクロシェットは7回5安打1失点、11奪三振の好投でリーグ単独トップの14勝目(5敗)を挙げる好投で、チームを大勝に導いた。吉田正尚外野手(32)は「6番・指名打者」でフル出場して4打数1安打、1四球だった。

 同地区で、長年ライバル関係にあるレッドソックスとヤンキース。今季、レッドソックスは初対戦だった6月6日(同7日)の試合こそ6―9で敗れたが、翌6月7日(同8日)に10―7で逆転勝ちすると、その後はヤンキースとの直接対決で8連勝となった。

 レッドソックスがヤンキースに8連勝するのは、1912年に14連勝をした例はあるが、直近110年では2009年に並んで最長タイ。地区内順位も、ブルージェイズが首位を走っているが、レッドソックスは3位のヤンキースに1・5ゲーム差の2位を守った。両チームとも現時点ではポストシーズン出場圏内だが、残り4試合ある両軍の対戦成績は今後にも影響しそうだ。

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