◆米大リーグ メッツ―フィリーズ(25日、米ニューヨーク州ニューヨーク=シティフィールド)
メッツの千賀滉大投手が25日(日本時間26日)、本拠のフィリーズ戦に先発したが、5回途中3失点で降板し、8勝目はならなかった。
同地区首位との対決。
2回は無失点で終えたが、2巡目に入った3回に捕まった。1死からシュワバーに四球、ハーパーに右前打で、送球間に進塁され1死二、三塁。続くリアルミュートを空振り三振で2死としたが、ボームに右前に2点適時打を打たれ、0―3とされた。
4回、千賀は無死一、二塁のピンチを無失点で切り抜けた。その裏に打線が爆発。2死無走者から四球を挟んで4連打を放って3点を返し、3―3の同点に追いついた。待望の援護をもらった千賀だったが、5回先頭のリアルミュートに死球を与えたところで降板となった。4回0/3で93を投げ、6安打3失点3四球1死球4奪三振。防御率は2・73となった。
前回登板の20日(同21日)の敵地・ナショナルズ戦では、6回途中84球を投げて6安打5失点(自責4)、4奪三振で降板して5敗目を喫した。
千賀は6月12日(同13日)の本拠地・ナショナルズ戦で一塁へのベースカバーに入った際に右太もも裏を痛めて負傷者リスト(IL)入り。7月11日(同12日)の敵地・ロイヤルズ戦で復帰したが、6月12日の7勝目を最後に2か月以上、白星なしとなった。