◆米大リーグ マリナーズ11―4アスレチックス(24日、米ワシントン州シアトル=Tモバイルパーク)
マリナーズのC・ローリー捕手が24日(日本時間25日)、本拠のアスレチックス戦で2打席連続の48号と49号を連発し、捕手によるMLB最多本塁打記録を更新した。
1点を先制されて迎えた無死一塁の第1打席で、左腕ロペスから右打席で左翼スタンドにたたき込んだ。
ヒーローインタビューでローリーは「とにかくすごく楽しかった。覚えているのは、観客のみんなが総立ちになって、帽子を取ってあいさつした瞬間ですね。あれは本当にクールな時間でした」。先発ギルバートは6回1失点でキャリアハイの13Kの快投。「ブルペンから調子が良くて、今日は行けると感じていた」と捕手としての喜びも語った。
ローリーのマルチ本塁打は7月11日のタイガース戦以来で今季9度目。同31日には42号を放ち、1996年にT・ハンドリー(マーリンズ)が達成した両打ち捕手による最多本塁打記録「41」を更新している。両打ち最多は1961年のM・マントル(ヤンキース)の54本。同2位もマントルで56年に記録した52本となっている。
ローリーはDHでも出場しており、捕手として出場した試合では40本目。この項目でのトップは2003年のJ・ロペス(ブレーブス)による42本が最多で、2本差に迫った。