巨人においての「46」は、その番号を背負って活躍した選手が、ステップアップしていく印象が強い。「左のエース」と呼ばれた高橋一三が1965年の入団から2年間つけて6勝を挙げて「21」に、大城卓三がやはり18年から2年間で10本塁打を打ち「24」に昇格した。
29人が背負ったうち、投手が大半の22人を占める。中日からFA移籍した野口茂樹、ドラフト1位入団の村田透、鍬原拓也ら期待通りの働きができない選手も少なくなかった。
短い期間で入れ替わりがあり、最長は小田幸平の8年。小田は97年のドラフト4位で三菱重工神戸から入団。守備に定評があり控えの捕手として06年に中日に移籍するまで、巨人在籍の8年間、毎年1軍での出場を果たしている。最多出場は05年の31試合。8年間の通算成績は86試合で161打数34安打(打率2割1分1厘)、1本塁打、16打点。