兵庫県の斎藤元彦知事(47)が26日、定例会見で阪神がリーグ優勝や日本一になった場合のパレード実施について、慎重な見解を示した。チームが首位を独走する状況に「大変喜ばしいことで、ぜひこのままの勢いでリーグ優勝、日本一になられるよう、県民の一人として応援していきたい」とした上で、「警備費用の高騰などを踏まえたときに、県としてのパレードの開催というのは慎重に検討していくことが必要だと考えています」と言及した。
23年に阪神が18年ぶりのリーグ優勝、38年ぶりの日本一に輝いた際には、パ・リーグ3連覇のオリックスとの合同パレードが兵庫、大阪で開催され、延べ100万人のファンが駆けつけた。