◆米大リーグ ドジャース6―3レッズ(26日・米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が26日(日本時間27日)、本拠地・レッズ戦に「1番・指名打者」でフル出場し、ダメ押しのタイムリーを放つなど、4打数1安打1打点でチームの逆転勝ちに貢献した。ドジャースは3連勝で単独首位を守り、4年連続となる地区優勝へのマジックを「28」とした。

 ドジャースは初回に先発のカーショーが1点を失うも、1回裏にフリーマンの二塁打に相手の守備の乱れが重なって追いつくと、4回にE・ヘルナンデスの左犠飛で勝ち越し。6回にスミスの16号ソロが出ると、ロハスがダメ押しとなる2点適時二塁打、大谷も適時打で続いてリードを広げて逃げ切った。先発のカーショーは5回2安打1失点で9勝目を挙げた。

 代打で貴重な2点適時二塁打を放った36歳ベテランのロハスは、試合後にNHK BSのインタビューに応じ「今日勝てて、(レッズ3連戦の)カードを勝ち越せてよかった。(レギュラーシーズン)残り約30試合だと思うけど、今日はキケ(E・ヘルナンデス)が戻ってきたし、マンシーやエドマン、キムももう少しで戻ってくる。投手陣もそろってきたので、この調子を維持してこのまま優勝できるようにしたい」とうなずいた。

 リリーフ左腕・スーターからの一打に「左投手が出てきた時点で自分は用意ができていた。ストレートを狙っていた。ヒットになるかは分からなかったけどいい当たりだった」と胸を張り、「このチームにスター選手はいるけど、選手一人一人全員が重要。自分の役割を果たすことが重要なので、役割を果たしていきたい」とレギュラーシーズン残り約1か月への思いを口にした。日本のファンへは「アリガトウゴザイマス」と日本語でメッセージも送った。

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