◆米大リーグ ドジャース6―3レッズ(26日・米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(31)が26日(日本時間27日)、本拠地・レッズ戦に「1番・DH」で先発出場し、4打数1安打1打点。チームは3連勝で単独首位を堅守し、地区優勝マジックは「28」に減少した。
4連勝中と絶好調のレジェンド左腕カーショー投手が、5回2安打1失点で試合を作り、通算221勝目を挙げた。試合後取材に応じたロバーツ監督は「今夜は彼を十分に引っ張ったと思いますし、ここ最近のようにチーム全員で戦う素晴らしい試合でした。ブルペンも仕事を果たしました。本当に総合力の試合だったと思う」と、チーム一丸となってつかんだ勝利にうなずいた。
打線は同点の4回1死一、三塁からこの日復帰後初出場のEヘルナンデスが左翼への勝ち越し犠飛。6回には先頭スミスのソロが飛び出すと、ロハスの2点適時二塁打など一挙4得点で引き離した。
大谷は、1点を追う初回先頭の1打席目は空振り三振に倒れ、本拠地からはため息が漏れた。1-1の3回先頭の2打席目は四球で出塁したが得点にはつながらず。5回先頭の3打席目は左飛に倒れた。5―1の6回2死二塁で迎えた4打席目は、2番手左腕スーターから打球速度111・3マイル(約179キロ)の高速右前打となり、8月18日(同19日)の敵地・ロッキーズ戦以来7戦ぶりのタイムリーヒットとなった。