◆JERAセ・リーグ 中日3―0ヤクルト(27日・バンテリンドーム)

 先発した中日・大野雄大投手が7回3安打無失点で、チームトップの8勝目をマーク。今季17試合目で2022年以来、自身3年ぶりとなる100イニングに到達した。

 カットボールやツーシームなど変化球を交えながら、コースを突く丁寧な投球で、ヤクルト打線に隙を与えなかった。2回に北村恵と長岡の連打で、1死一、二塁とピンチを背負ったが、古賀を二直、ランバートを遊ゴロに打ち取り、無失点で切り抜けた。5~7回は3者凡退と危なげない投球で、白星をたぐり寄せた。

 チームは連敗を2で止めた。大野がチームの連敗を止めるのは、今季6度目。頼れるベテランがテンポのいい投球で、チームに勢いをもたらした。

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