◆JERAセ・リーグ 広島―巨人(27日・マツダスタジアム)

 広島は、9番・大瀬良大地投手のバットから先制に成功した。

 大瀬良は、両軍無得点の5回先頭で右前打。

中村奨が左中間二塁打で続き、無死二、三塁からファビアンが2点打。三塁走者・大瀬良に続き、二塁走者・中村奨も好走塁で2点目のホームを踏んだ。巨人の先発・森田をマウンドから降ろし、なおも1死三塁。2番手・船迫に対し、4番・モンテロの犠飛で3点目を奪った。大瀬良は、2回2死二塁の打席でも右前打。20年6月19日のDeNA戦(横浜)、同26日の中日戦(ナゴヤD)以来5年ぶり3度目のマルチ安打をマークした。

 前夜は、床田が1失点完投で巨人打線を封じた。この日も大瀬良が5回まで1安打無失点の好投。3点先制直後の6回は2安打に捕逸も絡み、2死二、三塁のピンチから浅野の2点二塁打で1点差に詰め寄られた。

 チームは、この試合に勝てば6月28~7月2日(1分け挟む)以来の3連勝。さらに同一カードで初戦から2連勝なら6月6~8日の西武戦(マツダ)で3連勝して以来となる。

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