◆JERA セ・リーグ 広島3―2巨人(27日・マツダスタジアム)
迷わずに踏み込んでいった。3点を追う6回2死二、三塁。
「上からたたいて低い打球を打つつもりだった。それまでいい結果が出てなかったので何とか1点でも取りたいという気持ちで、バットを短く持って打席に入ったのがいい結果につながったと思う」。悔しい敗戦の中で、持ち味の勝負強さを示した。
悪条件でも結果を残す姿が心強い。午後5時頃からの激しい雷雨の影響で試合開始が1時間遅延した一戦。「音楽を聴いたり、少し仮眠をとったりしてゆっくりしました」と、午後7時からの試合に向けてしっかりと逆算して、オンとオフを切り替えて準備。悪天候に左右されることなく、ここぞの場面で集中力を発揮した。
現在、外野の定位置を巡った争いは激しい。スタメンは流動的になっており、若林、佐々木、キャベッジ、中山らと競っている。