◆米大リーグ ドジャース―レッズ(27日・米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・ロバーツ監督が27日(日本時間28日)、試合前に取材に応じ、前日に復帰3度目の登板を果たした佐々木朗希投手(23)について「登板ごとに良くなっているそうだ。実際に映像はまだ見ていないが、次週にもまた投げると思うし、その後は我々に戻すことを含め、現実的な議論になると思う。
右肩を痛めて負傷者リスト(IL)にしている佐々木は26日(日本時間27日)に傘下マイナー3Aのオクラホマシティー・コメッツで本拠地のメンフィス・レッドバーズ戦に先発登板し、4回途中で75球を投げて、5安打3失点、4奪三振、2四球で降板した。最速は98・8マイル(約159・0キロ)だった。マイナー3登板の防御率は7・00となった。
ロバーツ監督は、3度目の当番を前に朗希のメジャー復帰について「前回の登板は初登板よりもよかったと聞いている。前向きな要素はあった。まだ完全ではないが、(復帰に)近づいている。最も自信を与えるのは結果。だから前回の登板はいい兆候だ。現状の先発投手陣の状況を考えると、もう1試合(リハビリ登板が)必要だと思う」と説明。次週もマイナーでの登板が必要であることを明かしていた。ドジャースは現状で先発陣が山本、大谷、カーショー、グラスノー、スネル、シーハンと6人がそろっている。