◆米大リーグ ドジャース―レッズ(27日・米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(31)が27日(日本時間28日)、今季最長13連戦の最終戦となる本拠地・レッズ戦に「1番・投手」で先発。今季11登板目で最長最多の5回87球を投げ、2安打1失点とした。
7月30日(同31日)以来、今季2度目となるレッズ戦登板。同試合ではデラクルス、ラックスらに安打を浴びて4回途中5安打2失点で、右でん部をつって降板した。この日の初回は、先頭のフリードルに初球の直球をはじき返されて左前安打を許したが、マルテ、デラクルスから2者連続空振り三振を奪うなど、今季はこれまであまり使っていなかったカーブを多く使って後続を抑えて無失点で切り抜けた。
1回裏先頭の1打席目は先発左腕・ロドロから逆方向にはじき返したが左飛。2回のマウンドは、先頭の元同僚・ラックスから空振り三振を奪ったが、2四球と2暴投で1死二、三塁のピンチを迎えた。それでもK・ヘイズから100・3マイル(約161・4キロ)で空振り三振を奪うなど、2者連続三振で切り抜けた。だが、両軍無得点の3回には、1死からマルテに初球のカットボールを捉えられて11号ソロを左中間席に被弾。甘く入った失投を捉えられて先取点を与えた。
4回も先頭のラックスからカーブで空振り三振。6日(同7日)の本拠地・カージナルス戦に並んで今季最多の1試合8奪三振となった。
大谷は前回登板20日(同21日)の敵地・ロッキーズ戦では、メジャー通算1000試合目の出場という節目の一戦に投打の二刀流で出場も、自己ワーストタイ被安打9、4回5失点で今季初黒星。4回に右太ももに打球が直撃するアクシデントに見舞われ、マウンドには立ち続けたが、8回に代打が送られて途中交代した。