◆米大リーグ ドジャース5―1レッズ(27日・米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャースは4連勝で、地区優勝マジックを「26」に減らした。大谷翔平投手(31)は、今季最長13連戦の最終戦となる本拠地・レッズ戦に「1番・投手兼DH」でフル出場。

今季11登板目で最長最多の5回87球を投げ、2安打1失点で今季最多9奪三振を奪って球団新1試合19奪三振の快勝に貢献し、ドジャース移籍後初白星を手にした。ボブルヘッドデー初登板で、エンゼルス時代の23年8月9日(同10日)のジャイアンツ戦以来749日ぶりの復帰星を飾った。

 大谷の快投に、敵陣からも完敗を認めるコメントが相次いだ。昨季盗塁王で、試合中に走者の大谷と二塁ベース付近で談笑する姿もあったデラクルス内野手は「彼はすべての球をうまく操っていた。彼が投げたいところに投げていた。今日は本当に素晴らしかった。(大谷との話?)ただ挨拶をしただけ。彼は英語で話した。自分はまだ日本語は分からないんだ。努力はしているよ(笑)」。元同僚のラックス外野手は、カーブを多投して攻めてきた配球に「こちらもそれを前提に準備していたが、彼は本当に良い投球をしてミスをしなかった。こういうときは帽子を取って称賛するしかない」と話した。

編集部おすすめ